JSでおみくじを作成するの巻
今回はJS(JavaScript)でおみくじを作っていきたいと思います。
私のJavaScript勉強法
教材:ドットインストール https://dotinstall.com/lessons
「JavaScriptでミニアプリを作ってみよう」
手順:
1.教材のミニアプリの完成品を確認する。
(完成品は「おみくじ」とか「三択クイズ」とかになります。)
2.HTMLは教材をコピーする。
3.CSSは完成品を参考に自分で考えて作成していく。
4.JavaScriptも完成品を参考に自分で考えて作成していく。
5.ひととおり完成したら教材を見て答え合わせをする。
![ドットインストールのロゴ](blog-image/dotLogo-img.png)
ドットインストール 3分動画でマスターするプログラミング学習サービス
「AI先生」について
このブログで出てくる「AI先生」とは、「サムライテラコヤ」というオンラインプログラミングの学習サイトのQ&Aコーナーで使うことのできるものです。質問をしたらAIの先生が回答してくれます。
30秒程度という短時間で驚くほど的確な回答を出してくれます(有料)。
おみくじを確認する
今回はドットインストール「JavaScriptでおみくじを作ろう」の教材を使用します。
(この章は無料で学習できます。)
「おみくじ」の完成品の確認
![おみくじ完成図](blog-image/omikuji-dot-kanseizu.png)
「おみくじを引く」ボタンを押すと「?」の箇所にランダムに大吉、中吉などのおみくじを表示します。
CSSを作成
まずは、教材のHTMLをコピーして、CSSを作成してみます。
少しchromeの開発者ツールと教材のコードも見ましたが、できました!
このアプリのCSSで勉強になった点は以下の2点
buttonのデフォルトのCSS設定を解除したいとき
button {
all: unset;
}
buttonをクリックしたときの動きの付け方
button:active{
…
}
JavaScriptを作成
CSSを作成して見た目は近づけたので、JavaScriptを考えていきます。
JavaScriptのゴールを考えてみます。
ゴールは、
『ボタンをクリックで、「?」の部分に「大吉・中吉・小吉・凶」をランダムに表示する。』
でしょうか
ゴールにたどりつくまでを表にします。
ゴール | ボタンをクリックで、「?」の部分に「大吉・中吉・小吉・凶」をランダムに表示する。 |
表の空欄にゴールにたどり着くために思いつく必要な内容を入れていきます。
1-1 | ボタンクリックで「?」の部分に何か文字を表示させてみる。 |
2-1 | 1〜100までのランダム数をコンソールに表示 |
3-1 | くじの配列を作り「?」に「大吉」を出す |
… | (必要な項目が出たら追加します。) |
ゴール | ボタンをクリックで、「?」の部分に「大吉・中吉・小吉・凶」をランダムに表示する。 |
1-1 ボタンクリックで「?」の部分に何か文字を表示させてみる。
ゴールにいきつくために、まずはボタンクリックで「?」の部分に何か文字を表示させてみます。
何かは「TEST」とします。
//#(id)resultの要素をpという定数で取得
const p = document.getElementById(result);
//#(id)btnの要素をbtnという定数で取得
const btn = document.getElementById(btn);
//btnをクリックした時、定数pのテキストを「TEST」にする
btn.addEventListener('click',function(){
p.textContent = 'TEST';
});
![](https://enpekoubou.com/wp-content/uploads/2024/01/スクリーンショット-2024-01-16-22.40.12.png)
「おみくじを引く」のボタンをクリックして
「TEST」が表示されました。
2-11〜100までのランダム数をコンソールに表示
○(min)〜△(max)までのランダム数の作り方
Math.floor(Math.random()*(max+1-min))+min
→1〜100までのランダム数
const random = Math.floor(Math.random()*(100+1-1))+1
//上記をコンソールに表示
console.log(random);
1〜100までのランダム数をコンソールに表示できました。
3-1くじの配列を作り「?」に「大吉」を出す
//おみくじの配列を作成
const kuji = ['大吉','中吉','小吉','凶'];
//ボタンクリックでおみくじクリックで「?」の初期状態を「大吉」に変える
btn.addEventListener('click',function(){
p.textContent = kuji[0];
});
「?」の部分に「大吉」を出せました。
ゴールボタンをクリックで、「?」の部分に「大吉・中吉・小吉・凶」をランダムに表示する。
1〜3の内容とif分岐でゴールが作成できそうだったので試してみます。
btn.addEventListener('click',function(){
const random = Math.floor(Math.random()*(100+1-1))+1;
console.log(random);
if(0<= random < 31){
p.textContent = kuji[0];
}else if(31<= random < 60){
p.textContent = kuji[1];
}else if(61<= random < 90){
p.textContent = kuji[2];
}else{
p.textContent = kuji[3];
}
});
//大吉、中吉、小吉を30%、凶を10%の確率で出るように試みました。
??大吉しか出ない??
やっぱりそんな単純にはいかないな
何が悪いのか分からない、とりあえず「AI先生」にきいてみます。
(「AI先生」については、このブログの冒頭で書いていますので、気になる方は見てみてくださいね。)
AI先生への質問
上記のコードを書いて、
「pにbtnをクリックすることで大吉、中吉、小吉、凶と出したい」
と聞きました。
AI先生の回答
「…(省略)
では、p要素にbtnがクリックされた時にくじ結果が表示されるよにするための修正方法を説明します。
if文の条件式が間違っている部分が原因す。if文では、条件を次のように書く必要があります。
if
(0 <= random && random < 31) {
// ~
} else if(31 <= random && random < 60) {
//
~
} else if (61 <= random && random < 90){
// ~
} else {
//
~
}
上記のように条件を修正すると、正しくくじ結果が表示されるようになります。
…(省略)」
と回答をいただきました。
あ!なるほど。数式のようにはいかず、かつ=「&&」を使うんだ
以下のように書き換えると、たしかに「大吉」「中吉」「小吉」「凶」がランダムに出ました。
btn.addEventListener('click',function(){
const random = Math.floor(Math.random()*(100+1-1))+1;
console.log(random);
if(0<= random && random< 31){
p.textContent = kuji[0];
}else if(31<= random && random < 60){
p.textContent = kuji[1];
}else if(61<= random && random < 90){
p.textContent = kuji[2];
}else{
p.textContent = kuji[3];
}
});
AI先生めっちゃすごい!!
自作のJavaScriptコードを最初から全部書くと以下の通り
const p = document.getElementById('result');
const btn = document.getElementById('btn');
const kuji = ['大吉','中吉','小吉','凶'];
btn.addEventListener('click',function(){
const random = Math.floor(Math.random()*(100+1-1))+1;
console.log(random);
if(0<= random && random< 31){
p.textContent = kuji[0];
}else if(31<= random && random < 60){
p.textContent = kuji[1];
}else if(61<= random && random < 90){
p.textContent = kuji[2];
}else{
p.textContent = kuji[3];
}
});
教材の動画で確認
自作のコードが作成できたので、ドットインストールの動画の教材を見て確認します。
ドットインストール「JavaScriptでおみくじを作ろう」https://dotinstall.com/lessons/omikuji_js_v6
ドットインストールの教材は全12章で、
1〜7章 HTML、CSSの解説
8〜12章 JSの解説
となっていました。
1〜7章のCSSについては、自作のコードと差異はありましたが、
動画を見ていて「あ、こっちの作り方のほうがいいな」と頷ける内容となっていました。
8〜12章はJavaScriptの解説です。
教材では、
くじ引きは大吉、中吉、凶の3通り、同確率で引くといったものとなっていました。
確率を均等に分けるため、ランダム整数は0〜2までとしていました。
(「0」が出たら「大吉」、「1」が出たら「中吉」、「2」が出たら「凶」という振り分け方)
ランダム整数は0〜2までの作成方法
const n = Math.floor(Math.random() * 3);
作成の方法はif文ではなく、
①switch文
と、
②配列のみ
の2通りの方法で作成していました。
ここでは教材の動画のJavaScriptコードのポイントのみ書きますが、
①switch文を使用したもの
#btnのclickイベント
{
const n = Math.floor(Math.random() * 3);
switch (n) {
case 0:
result.textContent = '大吉';
break;
case 1:
result.textContent = '中吉';
break;
case 2:
result.textContent = '凶';
break;
}
}
「JavaScriptでおみくじを作ろう」#11
https://dotinstall.com/lessons/omikuji_js_v6/60911
(この教材は無料で視聴できます。)
②配列のみ
#btnのclickイベント
{
const results = ['大吉', '中吉', '凶', '小吉'];
const n = Math.floor(Math.random() * results.length);
result.textContent = results[n];
};
「JavaScriptでおみくじを作ろう」#12
https://dotinstall.com/lessons/omikuji_js_v6/60912(この教材は無料で視聴できます。)
動画で解説している内容は分かりますが、分かった気にならず、教材を参照せずに自分でコードを書いてみます。
できました!
1箇所間違えて、教材見直したけど
満足したので、この「おみくじ」作成は終了します。
おみくじ完成品の紹介
最後に、ドットインストールのHTMLのコピー(一部変更)と、自作のCSS及びJavaScriptで作成した「おみくじ」はこちら!
今日の運勢
?
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました!
なんか似たようなのを以前作ったことがあったような
if分岐で作ったら出現確率を変えられたような気がする。
この完成図を見て思いつくのはそのくらいです。